Operation method1
構築技術 (Technique)
たとえば左記のような「受注登録画面」を構築する場合、
幾つかの準備が必要になります。
(1)受注データ登録明細の項目フォーマット
(2)コード登録を助ける「参照マスタフォーマット」
・商品マスタテーブル
・顧客(得意先)マスタテーブル
などが必要になります。
図の通り(A)(B)(C)をそれぞれ単独にPTWで検索を作成します。
(A)は顧客マスタの検索を作成。
(B)は商品マスタの検索を作成。
(C)メインです。受注台帳の登録(追加修正削除)をPTWで作成します。どちらも数分で完成できます。(C)のみ検索で無い事に注して
作成します。
(A)(B)(C)が完成したら(C)へ(A)と(B)のプログラムを表示しコピーして(C)へ貼付けます。
後は体裁を整えるのと登録エリアへ検索結果をセットするように、プログラムを付け加える事で完成です。
システム全体構成図
システム構成は、このようになります。
3つのテーブルから構成され、「参照テーブル」と「登録テーブル」の構成で開発します。
「商品マスタ」は商品コード、商品名、単価
「顧客マスタ」は顧客コード、顧客名、住所など、
何れもコード検索、名前の曖昧検索が必要です。
「受注登録テーブル」は、上記の参照テーブルから項目セットを行い、入力コードのミスを防ぎます。
また、「商品マスタ」は在庫数を持ちますので在庫の判定も組み込みする事ができます。
「商品マスタ」の作成 [参照テーブル]
PTWシステム(PowerBuilder Totalworksystem)に商品マスタの各項目を登録して作成します。
(1)「商品マスタ」テーブル登録
・主キーは商品コード
・商品名を外部キーにすると曖昧検索します
(2)データベーステーブル作成(SQL文自動生成)
(3)Datawindowの自動生成
(4)追加修正検索削除画面プログラム自動生成
(5)検索プログラム自動生成
「顧客マスタ」の作成 [参照テーブル]
PTWシステム(PowerBuilder Totalworksystem)に顧客マスタの各項目を登録して作成します。
(1)「顧客マスタ」テーブル登録
・主キーは顧客コード
・顧客名を外部キーにすると曖昧検索します
(2)データベーステーブル作成(SQL文自動生成)
(3)Datawindowの自動生成
(4)追加修正検索削除画面プログラム自動生成
(5)検索プログラム自動生成
「受注売上明細テーブル」の作成 [参照テーブル]
PTWシステム(PowerBuilder Totalworksystem)に受注売上明細テーブルの各項目を登録して作成します。
(1)「受注売上明細テーブル」の登録
・主キーは 受注日、顧客コード、商品コード
・商品名を外部キーにすると曖昧検索します
(2)データベーステーブル作成(SQL文自動生成)
(3)Datawindowの自動生成
(4)追加修正検索削除画面プログラム自動生成
(5)検索プログラム自動生成
※テーブル作成時の変数名は他のテーブルと重ならないように名前を工夫して付けます。
例)商品コード「PRODUCT1_CD」と「PRODUCT2_CD」の用に。
「受注売上明細テーブル」の拡張作成
「受注売上登録処理」を作った後に、各参照テーブルをコピーして本体に貼り付けます。
※テーブル項目名称作成時に必ず重複しないように登録する。
※重複名の場合重複名箇所プログラムを一部修正します。
PTW(PowerBuilder Totalworksystem)はデータテーブルの作成から、Datawindow、データの追加修正検索削除機能を簡単に自動生成してプログラムを作成します。
複雑な処理や項目数の多いテーブルなど分けて構築しサンプルのような複雑なプログラムも数十分で開発できます。
<こんな機能も有ります>
・プログラムの自動生成...基本機能
・PBLのリネーム処理.......複製(類似)しリネーム
・Bilingual変換...............バイリンガル翻訳対応の生成
・テーブル一括登録............項目数の多いテーブル一括取込
・既存dwテーブル生成.........既存のdwからテーブル自動生成
・テーブルコピー.................現行のテーブルから複写
・項目コピー...................項目の多いテーブルを別のテーブルにコピープログラム自動生成
・PLB簡易解析...............簡易解析一覧
Operation method2
・テーブルに登録された各項目は指示した列数に合わせて自動配置を行います。
項目数の多いプログラム作成では、「見出し」「登録項目」など簡単に自動列配置を行います。また、列数はプルダウンから選択
するか、直接列数を登録可能。
・項目列やデータウィンドウのカラムにあたっても、文字、数値属性に合わせて自動で右詰め左詰めされます。
・データウィンドウは「更新特性」も自動設定を行います。
Operation method3
Datawindow(データウィンドウ)自動作成
・テーブル登録内容を基に、データウィンドウを自動作成します。
項目数が多いデータウィンドウ作成も簡単に作成できます。
・更新特性の自動設定
・文字項目、数値項目を自動判定して左詰め、右詰めを自動設定します。
Operation method4
PTWメモ帳 (自由メモ)機能
・ちょっとしたプログラムスクリプトのメモ
・文字フォント設定
・文字カラーの設定
・図(画面のコピー)等の貼付け
・文字列検索機能
など、プログラム開発時の備忘録がとても便利です。
ご質問や利用方法、操作方法に当たっては、
お問合せ画面よりご連絡をお願いいたします。